お金の貯め方
まずこれが資産形成の第一歩や。プランを粛々と実行!
散財狐に取り憑かれてたおっちゃんは、なんとかそれを振り払うためにどうしたもんかと悩みました。でもどうしても散財狐はこの純粋無垢で天真爛漫なワイの体がいごこちがいいんやろなあ、取り憑いたままや。
この散財狐が住み着いたままお金を貯めるのは至難の業なんで、狐の入り込む余地がないところで自動的にお金が貯まるシステムの構築が必要になったわけや。そんなおっちゃんが考えたのが、
① 強制定額貯金
② 強制定率貯金
③ 積立投資(積立NISAを含む)
④ iDeCo
⑤ 財形貯蓄
⑥ 保険を使った貯蓄商品
や。
簡単にだけ解説しとくわな。①②は毎月給料や収入の一定額や一定率を自動的に先に貯金していくこと。③は毎月一定額を投資商品で積み立てること。④はいろいろな税制面での優遇措置がある積立投資信託や貯金の毎月積み立て。⑤は毎月一定額を貯金してちょっと利率良かったり利息が非課税になったりするやつ。⑥は保険商品や。有名なんは学資保険とかやろか。
この中で初めて知ったとか、聞いたことあるけど詳しく知らんのがあったら、しっかり調べる必要があるで。
おっちゃんはというと②以外は全てした。どれがみんなにおすすめかは、自分の生活スタイルや考え方によるから一概に言われへんけど、おっちゃん個人的な考え方と断った上でちょっと話させてもらう。
まず、やってよかった、これええやんと思うのは④や。所得税の控除、運用益が非課税、受け取り時の税制優遇とかなりお得。ただ、投資信託とか預金とかあって、投資信託は値下がりするリスクはあるし、管理手数料とかもある。ただ、個別の株式投資とかを考えるとリスクは小さいので、入っておくメリットは大。
次は③。特に手数料の安い投資信託の毎月積立はおすすめ。NISAやったら運用益や配当は非課税になるからよりラッキー。おっちゃんはリスクを減らすために、全世界や全米または先進国を対象として広い範囲のETF(投資信託とよく似ているで)を積み立ててる。
⑥はどうなん?と考えると、お金を貯める目的であれば別に保険はいらんのと違うやろか。それやったら③か④がいいと思うんやけど。
まあ⑤は可もなく不可もなくってちょっと得なだけで①や②の延長のような感じ。ただ、普通預金とかムダに置いておくんやったら、お得やと思う。
じゃあ、①や②とかあかんのかって思うやろ。もちろん純粋な貯金も堅実でええと思う。急な入り用ができる場合もあるし。しかし、利息がなあ。ふざけるな~~っていう感じやろ。着実な歩みとしての貯金はええんやけど、将来の選択肢を得ようと思ったらちょっと役不足な感じなんや。
それでや。ここから大事な話するで。ただしこれはおっちゃんの主観やから、みんなは自分の頭で考えるんやで。
例えば貯金は何のためにしてんの?それは、将来の出費のために貯めとかなあかんと思うからやろ。その考えの根底には支出ありきや。でもな。おっちゃんは将来の選択肢を持つためにお金を貯めろって言うてんねんで。支出ありきで考えてたら貯めたお金はいずれ出て行くのと違うかな。
ところがや。お金は増やすためにあると考えを変えるとどうやろ?何か感じ方変われへんか?
それは④や⑤とかがええ例や。そのお金は将来のために増やすことに目的が置かれてる。なんかの入り用で引き出そうとか言う性質のもんではないわな。
ここで言いたいのは、貯める目的が将来のために増やすものか、それとも支出のためのものか、自分がしてる蓄え方の性質をよくよく考えていかんとあかんのやと思うんやで。